成り済まし狙い薬物入りチーズケーキで殺人未遂 ロシア出身の女に禁錮21年
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【4月22日 AFP】米ニューヨークの裁判所は19日、自分に似た女性に成り済ますため、薬物入りのチーズケーキで殺害を試みたとして、殺人未遂罪に問われたロシア出身の女に対し、禁錮21年を言い渡した。
ナシロワ被告は今年2月、陪審で有罪評決を下されていた。
公判によれば、ブルックリン(Brooklyn)在住のビクトリア・ナシロワ(Viktoria Nasyrova)被告(47)と当時35歳の被害者は共にロシア語を話し、黒髪で、肌の色などの身体的な特徴もよく似ていた。
ナシロワ被告は2016年8月、チーズケーキを持って女性の自宅を訪問。女性はチーズケーキを食べた後に具合が悪くなって意識を失い、翌日、友人に発見された。
クイーンズ(Queens)地区検察によると、発見時、女性の周りには錠剤が散らばり、自殺を図ったように偽装されていた。
捜査では、チーズケーキに非常に強力な鎮静剤、フェナゼパムが混入していることが判明した。
治療を受けて退院した女性が帰宅すると、パスポート(旅券)と就労資格証明書などと共に宝石などの貴重品もなくなっていた。
メリンダ・カッツ(Melinda Katz)検事は、「冷酷で計算高い詐欺師」が「自分の利益のために殺人を犯そうとして長く服役することになった」と述べた。
ナシロワ被告は、暴行、不法監禁、窃盗の罪でも有罪となった。(c)AFP