【4月22日 CNS】中国・四川(Sichuan)自由貿易試験区は4月に6周年を迎えた。大型プロジェクトが集まってビジネス環境が改善されており、国際的影響力を継続的に高め、対外開放と投資競争力を大幅に向上させている。

 四川自由貿易試験区は四川省の面積の4000分の1にも満たないが、省内の外資系企業の4分の1近く、輸出入の10分の1に寄与している。世界のトップ企業500社のうち同区に進出した企業は104社に上る。試験区には1300社以上の外資系企業が加わり、外資導入額は43億ドル(約5756億円)を超え、その85%はハイエンドのサービス業に集中している。

 四川自由貿易試験区の裁判所が立ち上げた紛争調停センターは、全国裁判所サービスの自由貿易試験区の注目プロジェクトに選ばれている。また、検察院が独自に開発した自由貿易区の司法事件データの分析・判断メカニズムは、全国の検察機関の革新的事例トップ10に選ばれている。(c)CNS-華西都市報/JCM/AFPBB News