中国海南自由貿易港の建設が活況を見せる
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【4月21日 People's Daily】繁栄する港湾貿易は、海南自由貿易港建設の深化の生き生きとした縮図だ。2018年4月から、中国は海南省(Hainan)の全面的な自由貿易試験区の建設を支援し、海南省が中国の特色ある自由貿易港の建設を着実に探索・推進することを支援してきた。この5年間で、海南省の域内総生産 (GRP) は年平均で5.3%増加してきた。自由貿易港の特徴を反映する輸出指向型経済指標の成績は目を見張るものがある。貨物貿易、サービス貿易は5年間で年平均23.4%、17.7%増加した。輸出指向型経済は5年間で15ポイント上昇し、2022年には34.7%に達した。外資実際利用額は、2018年から2020年までの3年間連続で倍増し、5年間の合計額は過去30年間の合計を上回っている。
5年間に、観光業、現代サービス業、ハイテク産業、熱帯の特色を生かした高効率の農業といった四つの主導産業の海南の域内総生産比率が53%から70%に上昇した。重点産業パークでは産業化、産業クラスタリングの成果が顕著で、2022年には、13の自由貿易港の重点産業パークが1兆8000億元(約35兆円)を超える収益を達成し、前年比31.6%増加した。
海南省は消費活性化のエンジンにもなっている。離島免税の総売上高は5年間で1300億元(約2兆5200億円)を超え、博鰲楽城国際医療観光(医療ツーリズム)先行区には300種類以上の特許医療機器産品が導入され、陵水黎安国際教育イノベーション試験区には、六つの中国・海外協力経営学校(プロジェクト)への認可がなされ、正式な学生募集を開始した。
持続的に改善されるビジネス環境は海南自由貿易港建設の重要な支えとなっている。過去5年間、海南省はビジネス環境の構築を深め、法治化、国際化、利便性、公平性、透明性、予測可能性に重点を置いたビジネス環境の構築に取り組んできた。
ビジネス環境の持続的な改善に伴い、海南省は様々な経営主体の投資や起業を引き付けている。海南省では、過去5年間に経営主体の数が30年間の総和を上回った。
海南省は現在、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の規則と自由貿易港政策の相乗効果を十分に発揮させている。2022年、海南省とRCEP加盟国の貨物輸出入額は711億8000万元(約1兆3800億円)に達し、前年比23.7%増の同省総輸出入額の35.4%を占めた。
2023年1月6日、半年間の建設を経て、瓊海博鰲空港 (Qionghai Boao Airport)の「二線(深セン経済特区管理線)封関」口岸プロジェクトが完了し、海南自由貿易港で初めて完了した封関運営プロジェクトとなった。
「封関運営(特定区域において貨物の出入りを輸出入とみなして税関が監督管理する方式)は、海南全島が実質的に『中国内保税区内』から『中国内保税区外』に変わることを意味している。国際自由貿易港の通行規則から見ると、『中国内保税区外』の最も突出した特徴は『自由』と『便利さ』だ。封関運営により、海南自由貿易港のリソースの最適な配置を最大限に高め、拡大することができる」と、海南師範大学(Hainan Normal University)中国の特色ある自由貿易港研究センターの劉鋒(Liu Feng)主任は述べた。(c)People's Daily/AFPBB News