【4月21日 Xinhua News】インド洋から太平洋の広い範囲で20日、金環皆既日食が観測された。金環皆既日食は、同じ日食の中で、ある地域では皆既日食が見られ、別の地域では金環日食が見られる珍しい天文現象で、ハイブリッド日食とも呼ばれる。21世紀の100年間で7回しか起きないという。

 今回の日食帯(日食が見られる帯状の領域)は非常に狭く、両端で金環日食、中央で皆既日食となる。日食帯はインド洋南部から始まり、オーストラリアのエクスマウス、東ティモールの南東部、インドネシアのパプア州を経由して太平洋西部で終わる。(c)Xinhua News/AFPBB News