【4月20日 AFP】フランスの裁判所は19日、2018年にパリ市内で女性に性的暴行を加えたとして、国内で著名なスポーツジャーナリストの被告の男に執行猶予付き禁錮2月の有罪判決を言い渡した。

 有罪となったのは、仏テレビ局カナル・プリュス(Canal Plus)で人気のサッカーコメンテーターだったピエール・メネス(Pierre Menes)被告(59)。米スポーツ用品大手ナイキ(Nike)の販売店で働いていた被害者は、被告が手を握りながら胸に胸を押し当て、性器を擦り付けてきたと証言していた。

 裁判所は女性の手を触ったことについては「ビデオ映像によって裏付けられた」として有罪としたものの、その他の主張を裏付ける十分な証拠はないとしている。

 同じ店舗内で別の販売員の背中やおしりをなでたり、2021年にサッカースタジアムのパルク・デ・プランス(Parc des Princes Stadium)で女性の接客係の体を触ったりしたという主張については退けられ、無罪となっている。

 メネス被告は2021年、自身の性差別的な振る舞いに関するドキュメンタリーが発表されると雲隠れし、カナル・プリュスでの12年間のキャリアに終止符を打った。メネス被告に不利な内容のドキュメンタリーを受けて同局は内部調査を開始し、これが犯罪捜査のきっかけとなっていた。(c)AFP