【4月20日 AFP】ウクライナの首都キーウ上空で19日、強烈な閃光(せんこう)が観測された。空襲警報が発令される事態になったが、市当局は、米航空宇宙局(NASA)の衛星の大気圏再突入によるものだったと発表した。

 市の軍政当局トップ、セルヒー・ポプコ(Sergiy Popko)氏はテレグラム(Telegram)への投稿で、初期情報として「NASAの人工衛星が地球に落下したことに伴う現象」だと説明した。

 NASAは今週、任務を終えた重量300キロの衛星が19日に大気圏に再突入すると予告していた。太陽フレアの観測に使用されてきたRHESSI衛星で、2002年に低軌道に打ち上げられ、2018年に運用が終わっていた。

 ポプコ氏によると、午後10時(日本時間20日午前4時)ごろにキーウ上空で「明るい光」が観測された。空襲警報が発令されたが、防空システムは作動しなかったという。

 ウクライナ空軍も直後に、閃光は「衛星または隕石(いんせき)の落下に関連したもの」との見解を示した。

 閃光を撮影した動画がインターネットに投稿されると、ウクライナのソーシャルメディアには臆測やミームが飛び交った。

 空軍は「ソーシャルメディアで空飛ぶ円盤のミームが見受けられるが、ミームを作るのに空軍の公式シンボルを使用しないでください」と警告している。(c)AFP