中国の海洋総生産、22年は9兆4628億元
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【4月20日 Xinhua News】中国自然資源部総合司の杜官印(Du Guanyin)司長はこのほどの定例記者会見で、「2022年中国自然資源統計公報」について説明した。22年の全国の海洋総生産(GMP)は前年比1・9%増の9兆4628億元(1元=約20円)で、国内総生産(GDP)の7・8%を占めた。
22年度の全国国土変更調査結果(速報)に基づく自然資源の概況は、全国の耕地面積が1億2760万1千ヘクタールとなり、耕地面積は約130万ムー(8万6667ヘクタール)増え、21年に続き耕地面積の純増を実現した。
園地(果樹園や茶園など)は2012万8千ヘクタール、林地は2億8352万7千ヘクタール。草地は2億6427万2千ヘクタール、湿地は2357万3千ヘクタール。都市・鎮・村用地および鉱工業用地は3596万7千ヘクタール、交通輸送機関用地は1018万4千ヘクタール、水域・水資源利用施設用地は3628万7千ヘクタールだった。
建設用地の供給面では、22年の国有建設用地供給量が前年比10・9%増の76万6千ヘクタールと、19年以降増加傾向が続いた。
鉱業権市場の面では、22年に新たに認可された探鉱権は362件、譲渡収益は126億1千万元。採鉱権は1384件が認可され、譲渡収益は1338億9千万元となった。
地質探査に関する投資・成果をみると、22年の全国の地質探査への投資は1008億4千万元で、うち石油・天然ガスは2・9%増の822億元、石油・天然ガス以外は7・2%増の186億4千万元だった。地質探査への投資は21年以降、増加傾向を維持した。
海洋資源の利用面では、22年に利用が認められた海面の面積は16・0%減の19万ヘクタール、島は10カ所、利用面積は135ヘクタールだった。(c)Xinhua News/AFPBB News