マラドーナ氏の死、医療スタッフ8人の裁判実施へ
発信地:ブエノスアイレス/アルゼンチン
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【4月19日 AFP】アルゼンチンの控訴裁判所は18日、サッカー同国代表のレジェンドであるディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏の死をめぐり、訴追されていた医療スタッフ8人が実際に裁判を受けることを発表した。公判日は未定。
裁判にかけられるのは、神経外科医で家族の主治医だったレオポルド・ルケ(Leopoldo Luque)氏や精神科医のアグスティナ・コサチョフ(Agustina Cosachov)氏ら8人。2022年6月の時点で裁判が行われることが発表されていたが、8人は異議を申し立てていた。
マラドーナ氏は、脳血腫の除去手術を受けた2週間後の2020年11月に60歳で死去した。
その後の2021年、検察が招集した専門家20人から成る医療委員会は、適切な医療施設で十分な治療を受けていれば、マラドーナ氏が「生存する可能性は高まっていた」と結論づけ、8人は自身の怠慢が人を死に至らしめる可能性あると知りながら、行動を怠ったとする犯罪の「未必の故意による単純殺人罪」で訴追された。
これに対して8人は、罪の重さに異議を申し立て、過失致死罪であるべきだと主張していた。(c)AFP