【4月18日 AFP】中国外務省の汪文斌(Wang Wenbin)報道官は18日、長野県軽井沢町で開かれた先進7か国(G7)外相会合で中国批判が相次いだことについて「中国に対する悪意に満ちた誹謗(ひぼう)中傷」だと反発した。

 汪報道官は同日の定例記者会見で「G7外相会合は中国の厳粛な立場や客観的な事実を無視し、中国の内政に著しく干渉し、中国に対する悪意に満ちた誹謗中傷を行った」と非難した。

 さらに、台湾や南シナ海(South China Sea)などの問題で中国を批判した外相会合の共同声明について問われると、汪氏は「中国は強い不満と断固とした異議を表明し、議長国の日本に対して厳粛な申し入れを行った」と述べた。(c)AFP