【4月18日 AFP】ロシアのモスクワ市裁判所は17日、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)政権やウクライナ侵攻を批判したとして、ジャーナリストで活動家のウラジーミル・カラムルザ(Vladimir Kara-Murza)氏(41)に国家反逆罪などで禁錮25年の判決を言い渡した。刑が確定すれば、同氏は重警備刑務所に移送されることになる。

 米英各国や国連(UN)、欧州連合(EU)、ロシア国内の人権団体は判決を非難、同氏の解放を求めた。

 カラムルザ氏は昨年4月、ロシア軍に関する「偽情報」を広めたなどの容疑で拘束された。裁判所は非公開審理を経て、国家反逆罪のほか、偽情報の拡散、「好ましからざる組織」への関与の罪で有罪と判断した。

 今回の判決は、反政権派に言い渡された刑期としてはここ数年で最長のものとなる。

 カラムルザ氏は囲いの中で判決言い渡しに臨んだ。支持者に向かってほほ笑んだり、身ぶりを示したりしていた。

 妻エフゲニアさんは「25年という期間は、これまでの1年間にあなたが示してきた勇気と一貫した姿勢、誠実さに対する『プラスA』の評価と受け止める。ずっと誇りに思い、これからも寄り添っていく」とツイッター(Twitter)に投稿した。

 弁護人のマリア・エイスモント氏は「ひどい判決だが、ウラジーミルの行動が重く受け止められたことの証左でもある」と指摘。控訴する意向だと述べた。(c)AFP