【4月18日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは17日、第31節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)は6-1でリーズ・ユナイテッド(Leeds United)に大勝し、リーグ戦で4試合ぶりの白星を飾った。

 敵地エランド・ロード(Elland Road)でリバプールは、コーディ・ガクポ(Cody Gakpo)の35分の先制ゴールが火付け役となり、大量点を奪った。しかし、このゴールのビルドアップ時にリバプールのトレント・アレクサンダー・アーノルド(Trent Alexander-Arnold)の腕にボールが当たりながらも得点が認められことが、物議を醸している。

 ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)はこの件について、ゴールよりもかなり前のプレーだったとしてチェックしなかったと報じられているが、リーズ側は不当な行為に激怒した。

 先制点から4分後にモハメド・サラー(Mohamed Salah)が追加点を挙げたリバプールは、後半開始早々にルイス・シニステラ(Luis Sinisterra)に1点を返された。しかし、その後はジオゴ・ジョタ(Diogo Jota)が2得点、サラーとダルウィン・ヌニェス(Darwin Nunez)がそれぞれゴールを決めた。

 昨季は4冠達成の可能性もあったリバプールだが、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)出場が厳しくなる中で、現在はヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2023-24)、あるいはヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2023-4)の出場枠を争っている。

 現在8位につけるリバプールは、7位ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)との勝ち点差を暫定で2としている。

 一方敗れたリーズは、前節ホームで1-5と敗れたクリスタルパレス(Crystal Palace)戦に続いてチームが崩壊。今季残り7試合となる中、降格圏とは2ポイント差となっている。(c)AFP