【4月17日 CNS】コロナ禍を経て、中国の人びとの食習慣は変化している。調査によると、この3年、中国では約90%が1週間の外出を経験しておらず、ほぼすべての生活必需品をオンラインで購入していた。60%近くがコロナの収束後、食事を通じて心身の状態を整えることに以前より注意を払うようになり、ECサイトで費用対効果の高い食品を購入していると回答している。

 中国人消費者の約50%が意識して食事に何らかの栄養を加えるようになった。特に果物と野菜の消費量は30%以上増加し、健康ドリンクの消費量も大幅に増加した。

 市場アナリストによると、感染が猛威を振るったころ、多くの中国の若者たちの間で、他の健康食品に比べて安価な日本のスポーツドリンクが人気の栄養補助飲料になった。 

 現在、中国市場には多種多様な栄養ドリンクがあり、その中でもエナジードリンクが広く普及している。2016年から2021年にかけて、中国のエナジードリンク市場の平均成長率は9.4%に達した。

 日本と同様に、中国のエナジードリンク市場は製品が細分化され、薬品と飲料の境目があいまいになってきている。中国のアナリストによると、日本発のエナジードリンクは高度成長時代の元気な日本人サラリーマンの象徴になっている。中国はまだ急速な経済発展の段階にあるが、コロナ後の中国市場にとって、エナジードリンクでイメージされる健康効果はより重要になっている。

 こうした状況から、エナジードリンクの「疲労回復」や「パフォーマンス向上」効果などの効能だけでは、中国の消費者のニーズを満たすことが難しくなっている。国内外のブランドに求められているのは、エナジードリンクに対して、中国の消費者が健康へのイメージを持ってもらえるようにすること、より重要なことは、若い勤労者たちの消費習慣に適応し、オンライン市場への商品展開で出遅れないことだろう。(c)CNS/JCM/AFPBB News