人民と共に実践する「黄土の大地の子」 変わらぬ総書記の初心
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【4月17日 People’s Daily】「私は黄土の大地の子だ」
黄土高原に位置する中国陝西省(Shaanxi)を離れて20数年後、沿岸部の福建省(Fujian)で勤務していた習近平(Xi Jinping)同志は若き日を思い出し、このタイトルで文章を綴った。
「私の成長と進歩の原点は、陝西省北部に滞在した7年間と言える。そこでは二つの大きな収穫があった。一つは、実事求是(事実から真実を求める)とは何かを考え、大衆とは何かを理解できるようになったことだ。これは私の人生を通して利益をもたらしてくれている。どこに行っても、私は黄土の大地の子だ」
「二つ目は、自信を養うことができたことだ。『刀は石の上で研ぎ、人は困難の中で鍛える』という格言があるように、やる気を保ち、何事にも挑戦する勇気を持っていれば、どんな事態が起きても恐れることなく、前進できるようになる」
習近平中国共産党総書記は、ある日は外交の場にいたかと思えば、翌日には地方の村人の真ん中にいることが珍しくない。2013年11月に湖南省(Hunan)十八洞村を訪れた際、老人から「何とお呼びすればいいか?」と尋ねられた時は、「私は人民の勤務員です」と答えた。今年の春節(旧正月、Lunar New Year)の前には、オンラインで各地の基層幹部や大衆と交流し、農村の食料事情などに気を配った。
2012年の第18回共産党第中央政治局常務委員会の記者会見で、習近平総書記は「素晴らしい生活への人民の憧れが、われわれの奮闘目標だ」と述べた。そして10年後、第20回党中央委員会政治局常務委員会の会見では、「素晴らしい生活を求める人民の憧れを、絶えず現実のものに変えてきた」と話した。
総書記の足跡をたどると、陝西省では地元の人々から「苦難に耐え、勤勉な好青年」と親しまれ、省長を務めた福建省では「庶民の省長」とたたえられた。総書記となってもその姿勢は変わらない。小康社会(ややゆとりのある社会)の実現を目指し、1億人近い人々を貧困から救い、深刻なスモッグを抑制し、党内の体質を一新してきた。
総書記は「ウリを植えるとウリがなり,豆を植えると豆がなる(人の行動にはそれ相応の結果がもたらされる)」ということわざをたびたび使う。国の統治に重要なことは実践であり、「私は黄土の大地の子」という考えが、今も思考と実践の源であることが分かる。
2022年10月、中国共産党第20回全国代表大会の閉幕から1週間も経たないうちに、習近平総書記は共産党中央委員会政治局常務委員会の新メンバーを率いて革命の根拠地・陝西省延安(Yan’an)を訪問。「常に大衆と共にある」という姿勢をあらためて示した。
中国共産党の100年の歴史において、「人民」という言葉は常に一体のものだ。「私は黄土の大地の子」「私は無我になり、人民に背かない」「私の心は全国の各民族、人民と常に同じです」。時は流れ、変遷を経ても、総書記の初心は岩のごとく変わることはない。(c)People’s Daily/AFPBB News