南米王者フラメンゴ、新指揮官にサンパオリ氏招聘
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【4月16日 AFP】カンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部のフラメンゴ(Flamengo)は14日、ホルヘ・サンパオリ(Jorge Sampaoli)氏を新監督に招聘(しょうへい)すると発表した。
昨季のリベルタドーレス杯(Copa Libertadores 2022)を制した南米王者のフラメンゴはツイッター(Twitter)で、63歳のサンパオリ氏と2024年12月31日までの契約を結んだと述べた。
5か月間率いたスペイン1部リーグのセビージャFC(Sevilla FC)の指揮官を3月下旬に解任されたばかりのサンパオリ氏は、フラメンゴにとっては昨年10月にリベルタドーレス杯制覇を遂げてから3人目の監督となる。
前任のビトール・ペレイラ(Vitor Pereira)監督の下、フラメンゴはスーペルコパ・ド・ブラジル(Supercopa do Brasil)やレコパ・スダメリカーナ(Recopa Sudamericana)、クラブW杯(2022 FIFA Club World Cup)で敗退し、結果を残せなかった。
前週行われた宿敵フルミネンセ(Fluminense)とのリオデジャネイロ州選手権決勝での黒星が、ペレイラ氏にとっては最後通告となった。
アルゼンチン代表やフランス・リーグ1のオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)での監督経験があるサンパオリ氏は、ブラジル代表のエベルトン・リベイロ(Everton Ribeiro)やペドロ(Pedro Guilherme Abreu dos Santos)、ウルグアイ代表のジョルジアン・デ・アラスカエタ(Giorgian De Arrascaeta)、チリ代表のアルトゥーロ・ビダル(Arturo Vidal)といったスターを擁する才能あふれるチームの再建に着手することになる。
フラメンゴは16日に行われる今季開幕戦で、コリチーバ(Coritiba FC)と対戦する。(c)AFP