【4月7日 東方新報】「楽天ファッションウィーク東京2023秋冬(Rakuten Fashion Week TOKYO 2023 A/W)」が2023年3月13日に初日を迎え、「旭酒造」はオフィシャルスポンサーとして参加し、イベント運営に対する協賛を行った。

 セレモニーでは、「旭酒造」代表取締役会長の桜井博志氏がインタビューに応じ、中国の消費者に人気の高い日本酒ブランド「獺祭」を手に歓談した。

 中国市場について聞かれると、「獺祭」の売上の「半分が海外」ということを踏まえ、桜井氏は「一番今伸びてきているのはアジアで、そのアジアの中心となっているのは中国」としつつ、「私らは支えられているのを実感しており、中国、非常に大事」と綴った。

 また、中国の消費者に対して「『獺祭』をいつも楽しく飲んでいただいた」ことに感謝の意を表したうえで、「これからもっともっと素晴らしいお酒を中国に送れるように努力したい」と決意を示した。

 中国酒類市場では、ワインや日本酒などのシェアが広がっている。日本酒造組合中央会によると、特に日本酒は、2022年に中国向けの輸出金額が過去最高の約141.6 億円を記録し、国・地域別1位を占めている。若年層や新興の富裕層が個性や裕福さを誇示するアイテムとして、日本酒のブームがけん引されている。(c)東方新報/AFPBB News