【4月10日 AFP】アニメーション映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(The Super Mario Bros. Movie)』の公開初週末の北米興行収入が、1億4640万ドル(約193億円)となった。早くも「2023年の興収ナンバーワン映画」の声も出ている。

 同作は、任天堂(Nintendo)とイルミネーション(Illumination)スタジオ制作で、ユニバーサル・ピクチャーズ(Universal Pictures)が配給している。

 エンターテインメント業界の調査会社エグジビター・リレーションズ(Exhibitor Relations)は9日、米国での興収が公開初週末に1億4640万ドル、5日間で2億460万ドル(約270億円)に達したと発表した。「2023年の興収ナンバーワン映画は確実」としている。

 アナリスト、デービッド・A・グロス(David A. Gross)氏は「驚くべき数字」だと指摘。続編以外のアニメ映画で過去最高の売り上げを記録した主な理由として、家族連れや老若男女に幅広く受けていることを挙げた。

 週末の興収2位はキアヌ・リーヴス(Keanu Reeves)主演の『ジョン・ウィック:コンセクエンス(John Wick: Chapter 4)』で1460万ドル(約19億3000万円)に上った。3位は、先週末1位の『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(Dungeons & Dragons: Honor Among Thieves)』で、1450万ドル(約19億2000万円)だった。

 映像は米ロサンゼルスで行われた特別上映会の様子、1日撮影。(c)AFP