「5%前後」の成長目標は、安定と自信を伝える 中国
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【4月10日 People’s Daily】「5%前後」、中国は2023年の国内総生産(GDP)の経済成長率の目標をこの水準に設定している。多くの海外メディアは、国際的な権威ある機関や専門家の分析を引用し、この目標が中国経済を上向きに好転させる積極的なシグナルを発信していると報じている。
中国は世界最大の発展途上国であり、経済成長の質と効率を向上させる上、長期において合理的な経済成長を維持する必要がある。したがって、経済成長目標の設定は、スピードと品質、活力と秩序、現在と将来などのバランスを取るだけでなく、現実的で実行可能である必要がある。「5%前後」の成長目標は、現在の中国の経済運営トレンドと経済発展の法則に合致しており、中国の高品質な発展における安定と自信を伝えている。
この目標は適度で合理的なものだ。同じ成長率でも、基数が大きければ実際の増加量も大きくなる。2022年、中国のGDPは121兆元(約2327兆円)に達し、通年6兆1億元(約117兆円)の経済増加量は、中規模の国の1年間のGDPに相当する。この増加量に対応する3.0%の成長率は、世界経済規模ランキングの上位に位置する主要な経済体の中でも先行している。したがって、「5%前後」を2023年のGDPの成長目標に定めることで、「強い刺激」や「高い成長率」に偏って追求することを避け、一定のスピードを維持しながら、雇用拡大、民生改善、リスク回避・防止等のすべての業務を調整するための条件を作成した。
この目標は質の向上を重視している。高品質の発展は、中国が社会主義現代化国家を全面的に建設するための最優先課題だ。GDP成長率は重要だが、中国の発展を測る唯一の目盛りではない。合理的な成長率を維持しながら、経済構造の改善、経済品質の向上により多くの力を注ぐことは、中国社会の共通認識となっている。
この目標は自信を与える。中国は過去5年間、年平均5.2%の経済成長を達成している。この速度は、同期の世界平均成長率の約2.3%を大幅に上回っている。同時に、中国は世界で最も完全な産業体系とポテンシャルが最も高い内需市場を有しており、「5%前後」の高品質の成長を実現することは、世界に大きな機会をもたらすだろう。
中国の経済の、強いレジリエンス、大きなポテンシャル、あふれる活力といった特徴や、長期的な好転のファンダメンタルズ、高品質の発展を支える要素条件は変わっていない。今後、「5%前後」の成長率は、主要な経済体の中でも最も速いものの一つになるだろう。中国は今後も、高品質の発展を最優先課題とし、年間経済社会発展の各目標を達成するために奮闘し、世界に多大な貢献をしていく。(c)People’s Daily/AFPBB News