【4月10日 AFP】フィリピンの首都マニラ近郊で8日夕方、火災が発生し、子ども2人を含む7人が死亡した。警察が9日、発表した。

 現場は、マニラ南東のタイタイ(Taytay)。火は約2時間後に消し止められたが、住宅40棟が全焼。細い路地からしか出入りできない1棟に居住していた複数世帯が逃げ遅れた。犠牲者には2歳の女児と12歳の男児も含まれている。

 タイタイの警察署長代理はAFPに、「(死亡した人々は)逃げ場がなく、抱き合っている状態で見つかった」と明らかにした。

 捜査当局は、住宅内の配線から出火したとみている。(c)AFP