井上拓真がWBAバンタム級王者に 兄・尚弥に続く4団体統一狙う
発信地:東京
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【4月9日 AFP】ボクシング、WBA世界バンタム級王座決定戦が8日、東京の有明アリーナ(Ariake Arena)で行われ、井上拓真(Takuma Inoue)がリボリオ・ソリス(Liborio Solis、ベネズエラ)を判定3-0で下し、元同級4団体統一王者の兄・尚弥(Naoya Inoue)が返上したベルトの一つを獲得した。
5回に相手の肘が目の上に偶然当たり、深くカットするハプニングを乗り越えての勝利。戦績は18勝(4KO)1敗。
尚弥より二つ年下の27歳の拓真は試合後、「兄が返上したまず1本目のベルトをしっかり取ることができてほっとしている」と述べ、「兄が手放した4団体を統一するというのを公言している以上、バンタム級で4団体を統一することを目標にしていく」と前を見据えた。
尚弥は昨年12月にバンタム級4団体統一を果たし、その後スーパーバンタム級に転向。同級デビュー戦として、7月にWBC、WBO王者のスティーブン・フルトン(Stephen Fulton、米国)に挑戦する。(c)AFP