【4月5日 AFP】インド当局は4日、同国北部のヒマラヤ山脈(Himalayas)で雪崩が発生し、少なくとも7人が死亡したと発表した。中国国境にある観光名所に通じる道路を直撃した。

 ナトゥラ(Nathu La)峠に向かう道路を走っていた少なくとも6台の車両が雪に埋もれた。峠はシッキム(Sikkim)州と中国チベット自治区(Tibet Autonomous Region)を結ぶ交易路となっている。

 インド国防省のマヘンドラ・ラワット(Mahendra Rawat)報道官は30人以上の観光客が雪崩に巻き込まれた恐れがあると説明した。

 4日夕方までに少なくとも23人が救助されたが、ラワット氏によると、うち7人が病院で死亡した。

 外国人が雪崩に巻き込まれたとの情報はない。

 軍によると、州の災害チームと共に救援活動に当たっている。(c)AFP