【4月3日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は3日、ウクライナで戦う兵士とその家族を支援するための特別基金を創設する大統領令に署名した。

「祖国の防衛者」を支援するこの大統領令は、政府の公式サイトに掲載された。新基金は、対ウクライナ戦に臨む兵士をはじめ、そのパートナーや子どもたちに対する「十分な生活保障」を目的としているという。

 プーチン氏は、ウクライナ侵攻開始から約1年がたった2月21日に、連邦議会でこの支援策を発表していた。

 その際「われわれの義務は、愛する人を失った家族を支援し、子どもたちを養育して教育と仕事を与えること」であり、この基金により「特別軍事作戦で戦死した兵士の遺族や退役軍人に的を絞り、各人に適した支援を提供する」と述べていた。(c)AFP