【4月3日 CGTN Japanese】世界初の商用海底データセンターである海南海底データセンタープロジェクト(第1期)の第1モジュールの進水式が3月31日、中国南部の海南省で行われました。

 海南海底データセンターは海岸ステーション、水中中継ステーション、水中データ端末、海底ケーブルで構成されます。データセンターを沖合の海底に設置することで、膨大な量の海水の流れを利用してデータ用モジュールを自然冷却します。そのため、データセンターのエネルギー消費量を効果的に削減でき、電力消費量や水使用量、敷地も少なくて済み、安全性と計算能力が高く、時間の遅延が少ないといった特長があります。

 海底データセンタープロジェクトでは、サーバーなどのインターネット用機材を先進的な冷却機能を備えた海底密閉圧力容器に封入し、海底複合ケーブルで電力を供給し、データをインターネット側に送ります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News