チェルシーがポッター監督解任、レスターのロジャーズ監督も契約解除
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【4月3日 AFP】イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)は2日、成績不振によるグラハム・ポッター(Graham Potter)監督の解任を発表し、同指揮官の政権はわずか7か月で終止符が打たれた。レスター・シティ(Leicester City)もこの日、ブレンダン・ロジャーズ(Brendan Rodgers)監督との契約を解除した。
チェルシーは今季5億ポンド(約818億円)を投じて新戦力を補強しながら、1日のアストン・ビラ(Aston Villa)戦に0-2で敗れて11位に順位を落とした。欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)では王者レアル・マドリード(Real Madrid)との準々決勝に進出したが、公式戦ここ11試合で3勝にとどまっていた。
ポッター監督の下で、チームは公式戦31試合を戦ってわずかに12勝。アストン・ビラ戦後にはファンから大ブーイングを浴びた指揮官は「誰かのせいにはしたくない。私が責任を取らなくてはならない」と認め、「現在のわれわれの順位に満足している人は誰もいない。どんな批判を浴びようと、私が受け入れる必要がある」と話していた。
今後はブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)でDFとしてプレーしたブルーノ・サルトール(Bruno Saltor)氏が暫定的に指揮を執る。サルトール氏の初陣は、4日に行われるホームでのリバプール(Liverpool FC)戦となる。
また、プレミア残留を目指すレスターは、ロジャーズ監督との契約を双方合意の上で解除した。
レスターは1日のクリスタルパレス(Crystal Palace)戦に1-2で敗れてリーグ戦6試合で未勝利となり、降格圏に転落していた。2月に就任から丸4年を迎えたロジャーズ監督は、過去に2回チームを5位に導き、2020-21シーズンにはFAカップ(FA Cup 2020-21)を制覇したが、クラブを去ることになった。(c)AFP