11歳少女レイプで禁錮2年~2年半 モロッコ女性団体、厳罰要求
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【4月1日 AFP】モロッコの女性の人権団体は3月31日、11歳の少女を繰り返しレイプした男3人に下された刑罰が「不当」に軽過ぎるとして裁判所を非難した。
ニュースサイト「メディア24(Medias24)」によると、首都ラバトの控訴審は3月20日、レイプと未成年者に対する強制わいせつの罪で、3人のうち1人に禁錮2年、2人に禁錮2年6月を言い渡した。少女は妊娠させられたという。
女性の人権団体「Jossour Forum of Moroccan Women」によると、少女はラバト近郊の村で暮らしていた。11歳だった時、数か月にわたって繰り返しレイプされたという。
同団体は、こうした凶悪犯罪への厳罰化を求めている。
モロッコ刑法では、このような犯罪に対する禁錮刑の上限は20年とされている。男3人は5万モロッコ・ディルハム(約65万円)の賠償金の支払いも命じられた。
メディア24によると、現在12歳になった少女を支援している別の人権団体INSAFは上告する意向を示している。(c)AFP