【3月31日 AFP】米大リーグ(MLB)は30日、各地で開幕し、昨季ア・リーグ最優秀選手(MVP)に輝いたニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)のアーロン・ジャッジ(Aaron Judge)が、サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)戦の第1打席に今季初本塁打を放った。チームは5-0で白星発進を切った。

 30歳のジャッジは、キャプテン就任後初めて迎えた初回の第1打席に先制の中越えソロを放ち、本拠地ヤンキースタジアム(Yankee Stadium)からはMVPコールが起こった。

 ジャッジは昨季62本塁打をマークし、ロジャー・マリス(Roger Maris)が1961年に打ち立てたア・リーグ最多本塁打記録61本を更新。オフシーズンにはフリーエージェント(FA)となり、ジャイアンツを含む複数の球団から誘われたが、昨年12月に9年総額3億6000万ドル(約480億円)の記録的契約を結んで残留した。

 ヤンキースは4回にグレイバー・トーレス(Gleyber Torres)にも2点本塁打が飛び出すと、投げては先発のゲリット・コール(Gerrit Cole)が6回3安打無失点11奪三振の好投で勝利投手となった。(c)AFP