東京の商店街でさまざまな韓流商品を見る人々(c)news1
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【03月31日 KOREA WAVE】日本に対する韓国の音楽・映像著作権貿易収支が昨年、初めて2億ドルを超え、過去最大の黒字を達成した。韓国が昨年、日本との水産物交易で得た黒字規模を上回る水準だ。一般的な商品貿易より多くの円を稼いでいるわけだ。

韓国銀行によると、韓国が昨年、日本との音楽・映像著作権貿易で上げた黒字は2億3430万ドル。2014年に関連統計を取り始めて以来、最も大きな黒字だ。年間で音楽・映像著作権の対日黒字が2億ドルを超えたのも初めてだ。

音楽・映像著作権は映画、アニメーション、音楽、ミュージカルなどの放映・複製・配布などの独占排他的権利を意味する。例えば、韓国ドラマ制作業者が日本のオンラインストリーミングプラットフォームでドラマを放映すれば音楽・映像著作権収入となる。

昨年の音楽・映像著作権収入好調の背景には、人気グループ「BTS(防弾少年団)」や「BLACKPINK(ブラックピンク)」などK-POPスター人気や、「イカゲーム」「今、私たちの学校は…」など、K-ドラマの流行が後押ししたとみられる。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News