汝矣島(ヨイド)桜祭り(c)news1
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【03月29日 KOREA WAVE】3年ぶりに戻ってきた「マスクのない春」を迎え、ソウルの自治区がさまざまな春祭りを企画する。5月まで毎週、桜とレンギョウ、バラなどの花祭りが開かれ、野外音楽会やマラソン大会などもソウル都心のあちこちで開かれる予定だ。

ソウル市と各自治区によると、永登浦区(ヨンドゥンポグ)はソウルの代表的な花祭りである「汝矣島桜祭り」を来月4日から9日まで汝矣西路(ヨイソロ、西江大橋南端~汝矣2橋入口)と汝矣西路下の漢江公園国会サッカー場で開く。新型コロナウイルス感染拡大後、春の花祭りを全面的に開催するのは4年ぶりだ。

同区は約500万人の訪問客が訪れると予想し▽毎晩多様な公演が繰り広げられる「春の花ナイト」▽工芸品と環境にやさしい製品に出会える「アートマーケット」▽多様な食べ物が用意された「フードマーケット」▽桜道の楽しさを増す大道芸――など多様なイベントを用意した。

恩平区(ウンピョング)は来月2~8日、仏光川(プルグァンチョン)桜祭り「恩平の春」を開催する。2日午前の「恩平桜マラソン大会」を手始めに、遊歩道沿いに設けられたいろいろなブースでさまざまなプログラムが1週間体験できる。特に金曜日の7日にはグラティアオーケストラ、恩平少年少女合唱団など地域の芸術団体による公演が予定されており、夕方にはVR(仮想現実)ドローイングショーとユン・ドヒョンバンドの公演が特設水上舞台で開かれる。

蘆原区(ノウォング)は来月18日から5月7日まで10万本のツツジが咲いた花畑を鑑賞しヒーリングタウンに造成された蝶庭園と生態学習館、温室カフェなども楽しめる「仏岩山(プルグァンサン)ヒーリングタウンツツジ祭」を開く。来月8日には「月渓(ウォルゲ)桜音楽会」も開催する。月渓洞塩光(ヨムグァン)高校の野外舞台でウエスタンシンフォニーオーケストラと歌手アイビーなどの公演が鑑賞できる。

中浪区(チュンナング)は5月13~28日、バラを使った製品や体験プログラムを運営する「バラマーケット」をはじめ、ポップアップガーデン形態の「ローズポップアップガーデン」「バラパレード」などからなる「2023ソウルバラフェスティバル」を開催する。

「石村湖(ソクチョンホ)桜」で有名な松坡区(ソンパグ)も桜の開花時期に合わせて、さまざまな公演・展示などを披露する。鍾路区(チョンノグ)は4月中に三清洞(サムチョンドン)・洛山(ナクサン)などで春の花祭りを、道峰区(トボング)は30日から来月5日まで牛耳川(ウイチョン)提灯祭りを、広津区(クァンジング)は5月6~7日陵洞(ヌンドン)ソウル子供大公園でソウル童話祭りをそれぞれ準備中だ。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News