【3月28日 AFP】ロシア国防省は28日、海軍が日本海で演習を行い、模擬標的に向けて対艦ミサイルを発射したと発表した。

 同省はメッセージアプリのテレグラム(Telegram)に「日本海で太平洋艦隊のミサイル艇が、海上の模擬標的に向けて巡航ミサイル『モスキート(Moskit)』を発射した」と投稿。

 演習には2隻が参加し、「モスキート2発が約100キロ先の標的に命中した」と主張した。

 1週間前には、岸田文雄(Fumio Kishida)首相がウクライナを訪問している。

 時事通信(Jiji Press)によると、林芳正(Yoshimasa Hayashi)外相は「ロシアのウクライナ侵略が続く中で、わが国周辺を含む極東でもロシア軍が活動を活発化させている。ロシア軍の動向を引き続き注視していく」と述べた。被害情報はないという。(c)AFP