【3月28日 Xinhua News】中国外交部の毛寧(Mao Ning)報道官は27日の定例記者会見で、日本の記者から「日本人男性1人が先週、北京で拘束された。日本、特に中国で暮らす日本人は非常に注目している。拘束の理由と状況を説明できるか」と聞かれ、次のように答えた。

 中国の関係機関は今月、1人の日本人に対して「刑事強制措置」を取り、取り調べを行った。この日本人はスパイ活動に従事し、「中華人民共和国刑法」と「中華人民共和国反スパイ法」に違反した疑いがある。中国側はすでに「ウィーン領事関係条約」と「中日領事協定」の関連規定に基づき日本の在中国大使館に通報した。

 私が強調したいのは、中国は法治国家であり、中国に滞在、または入国するすべての外国人は中国の法律を必ず順守しなければならないということだ。法に違反する犯罪者は必ず法によって追及される。近年は日本人による類似の事件が頻発している。日本は自国民に対する教育と注意喚起を強化すべきだ。(c)Xinhua News/AFPBB News