【3月26日 AFP】米ツイッター(Twitter)を買収したイーロン・マスク(Elon Musk)氏は同社従業員への株式譲渡計画に当たり、同社の評価額を200億ドル(約2兆6100億円)に設定した。5か月前の買収額440億ドル(約5兆7500億円)の半分以下にとどまる。米メディアが報じた。

 ツイッターの評価額は、スナップチャット(Snapchat)を運営するスナップ(Snap)の182億ドル(約2兆3800億円)や、画像収集管理サイトのピンタレスト(Pinterest)の187億ドル(約2兆4400億円)をわずかに上回る水準。

 マスク氏は従業員宛てのメールで、ツイッターの企業価値低下について、同社は一時、破産の危機に陥るなど、深刻な経営難に直面している点を挙げた。

 ただ同氏は、買収劇に伴う混乱を受けて低迷していた広告収入が回復しつつあるとして、今年第2四半期には収支は均衡する見込みだとしている。(c)AFP