【3月27日 AFP】サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2024)予選は26日、各地で行われ、グループJのポルトガルは6-0でルクセンブルクに大勝。ロベルト・マルティネス(Roberto Martinez)監督は、2試合連続の2得点を挙げたクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)について、今も「非常に重要」だと話した。

 ロナウドはヌノ・メンデス(Nuno Alexandre Tavares Mendes)が頭でつないだボールを押し込んで先制点を挙げると、31分には2点目をマークした。23日のリヒテンシュタイン戦でも2得点を挙げており、これで男子代表の歴代最多出場と最多ゴールの記録をそれぞれ198試合と122ゴールに伸ばしている。

 2016年の欧州選手権王者ポルトガルは、他にジョアン・フェリックス(Joao Felix)、ベルナルド・シウバ(Bernardo Silva)、オタビオ(Otavio)、ラファエル・レオン(Rafael Leao)にもゴールが生まれて快勝を収めた。

 カタールW杯(2022 World Cup)中にスタメン落ちしたロナウドを先発に復帰させたマルティネス監督は、「クリスティアーノは世界でも特別な選手で、代表キャップの最多記録を持っている」と話し、「彼が持つ経験は控室にとって非常に重要だ」と続けた。

「すべての選手に大切な役割がある。若手はプレー意欲、そしてクリスティアーノ・ロナウドやルイ・パトリシオ(Rui Patricio)、ベルナルド・シウバのような選手は経験をもたらす」

「重要なのは、そうやって控室を完璧にすることだ」

 新指揮官のマルティネス監督は好調なスタートを切り、2試合で10得点無失点のポルトガルは、早くもグループJで2位と勝ち点2差の首位に立っている。(c)AFP