(写真=gettyimagesBank)(c)MONEYTODAY
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【03月27日 KOREA WAVE】義父の葬儀があり、多くの香典を受け取った。私にも香典の一部が託された。

葬儀が終わり、精算に入った。夫と姑は「葬儀費用は香典でまかなう」という。聞けば、香典の合計額が葬儀費用を上回っていたという。そして「残ったお金は自分たちのものにしたい」と言い、私が預かった香典も差し出すよう要求してきた。私が預かった香典を彼らに差し出すべきか。

私も職場の同僚たちへの香典返しが必要だ。30万ウォン(約3万円)だけでも手元に残したい。こう申し出たが、それすら受け入れられなかった。

結局、夫婦げんかになり、離婚の話が出た。私は離婚届を夫に突き付けてやった。

私に渡された香典は、私がもらってよいのではないか――。

こうして離婚の危機に立たされたという韓国の女性が最近、会社員匿名オンラインコミュニティー「ブラインド」に、こうした顛末を書き込み、ネットユーザーの間で議論になった。

ネットユーザーの間では「慶弔で本人のところへ入ってきたモノは当然本人のモノだ。金額が問題ではない」などと女性に共感するコメントを残した。

一方で「夫の親が亡くなったのにお金をくれというのはどうか」「喪中にあえてお金の話を持ち出すべきなのか」などの反応もあった。

結局、夫が突然折れて30万ウォンを女性に渡したそうだ。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News