【3月26日 AFP】サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2024)予選は25日、各地で行われ、グループAではスペインがノルウェーに3-0で快勝を収め、初戦を白星で飾った。

 スペインはアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)を負傷で欠いたノルウェーを相手に、ダニ・オルモ(Dani Olmo)のゴールで先制すると、代表デビューを飾ったホセル(Joselu)が立て続けに2得点を挙げ、ルイス・デ・ラ・フエンテ(Luis de la Fuente)新監督の初陣を飾った。

 また2020年10月以来となる代表戦先発を飾ったGKケパ・アリサバラガ(Kepa Arrizabalaga)は、いくつも見事なセーブを披露した。

 1998年のフェルナンド・モリエンテス(Fernando Morientes)以来となる、スペイン代表デビュー戦での2ゴールを記録した32歳のホセルは「まだ信じられない。どんな選手にとってもまさに最高の出来事。日々の努力が報われた」と述べた。

 3度の欧州王者に輝いているスペインは、次戦で敵地スコットランドに乗り込む。スコットランドはこの日行われた試合で、スコット・マクトミネイ(Scott McTominay)が2ゴールを挙げるなどし、3-0でキプロスに勝利している。

 一方、ロシアW杯(2018 World Cup)で準優勝、カタールW杯(2022 World Cup)で3位の成績を残したクロアチアは、グループD初戦でウェールズと対戦。しかし、終盤に同点弾を喫して1-1で引き分けた。

 ホームのスプリト(Split)でクロアチアはアンドレイ・クラマリッチ(Andrej Kramaric)が先制ゴールを奪ったものの、ギャレス・ベイル(Gareth Bale)引退後の新チームがスタートしたウェールズは、終了間際にロングスローをすらしたボールを代表デビューのネイサン・ブロードヘッド(Nathan Broadhead)が押し込んで追いついた。(c)AFP