俳優ユ・アイン(c)MONEYTODAY
俳優ユ・アイン(c)MONEYTODAY

【03月26日 KOREA WAVE】麻薬類管理法違反容疑がもたれている韓国のトップ俳優ユ・アインを広告モデルに起用した企業が、捜査の行方に神経を尖らせている。捜査の進展次第では、広告モデルとしての契約を解くかどうか決める必要があるためだ。仮にすべての契約が解除された場合、ユ・アインが広告主に支払うべき違約金は最低でも100億ウォン(約10億円)という説も語られている。

ユ・アインが広告モデルを務める企業は10社余り。健康食品やファッション、化粧品、食品まで多岐にわたる。韓国国内にとどまらず、中国の衣類メーカーのモデルも務めている。

業界関係者によると、ユ・アインの広告モデル料は年間8億~9億ウォン(約8000万~9000万円)と推定される。契約には、広告モデルが違法行為などで広告主のイメージに打撃を与える場合、広告料の2~3倍に達する違約金を支払うという条項が入っているのが一般的だ。

これに従えば、ユ・アインが支払うべき違約金は少なく見積もっても100億ウォンを超えることになる。

広告主の多くが既に「ユ・アイン削除」に着手している。さらに捜査が進展して容疑が固まれば、解約・違約金請求訴訟に発展するとみられる。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News