【3月26日 AFP】サッカー国際親善試合が25日、モロッコ・タンジェ(Tangier)で行われ、モロッコが2-1でブラジルを破り、W杯(World Cup)優勝5回の強豪から初勝利を挙げた。

 モロッコはソフィアン・ブファル(Sofiane Boufal)が29分に先制点を奪うと、67分にカゼミーロ(Casemiro)に同点ゴールを許したが、79分にアブデラミド・サビリ(Abdelhamid Sabiri)が決勝点をマークし、昨年のW杯カタール大会(2022 World Cup)での準決勝進出がまぐれではなかったことを証明した。

 一方のブラジルは、カタールW杯に出場した23人中10人しかメンバーに入っていなかった。負傷中のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)も欠場し、背番号10はレアル・マドリード(Real Madrid)所属のロドリゴ(Rodrygo Silva de Goes)が着けた。

 また、ベスト8敗退に終わったW杯後にはチッチ(Adenor Leonardo Bacchi aka Tite)監督が退任したが、いまだ後任が決まっておらず、この日はハモン・メネゼス(Ramon Menezes)氏が暫定監督を務めた。(c)AFP