【3月26日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)の新指揮官に就任したトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督が25日、会見を行い、オファーを受けた瞬間は「仰天した」と明かした。

 バイエルンは24日にユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)監督を解任し、トゥヘル監督と2年半の契約を結んだ。トゥヘル監督はイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)を欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)制覇に導いたが、昨年9月に解任されていた。

 クラブ首脳と21日遅くに話したというトゥヘル監督は、「信じるかは自由だが、最初の話し合いが始まってからの30秒間は少し仰天した」と明かし、「何の話をしているか分からなかった。それから今このときのためだと分かってきた」と続けた。

「本当に驚いた。タイミングもびっくりだった。事前のコンタクトもなかった」

 今季のバイエルンは、まだ3冠の可能性を残しており、チャンピオンズリーグでは4月11日にマンチェスター・シティ(Manchester City)との準々決勝第1戦が待っている。その1週間前には、ドイツカップ(German Cup 2022-23)準々決勝でSCフライブルク(SC Freiburg)と激突する。

 トゥヘル監督の初陣は、代表戦による中断期間明けの4月1日に行われるリーグ戦で、自身が2015年から2017年にかけて率いた首位ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)との直接対決となる。監督も「ドイツサッカーの大一番だ。重要性のレベルが違う」と意気込んだ。

 ハサン・サリハミジッチ(Hasan Salihamidzic)スポーティング・ディレクター(SD)は、ナーゲルスマン監督解任の理由について説明し、トゥヘル監督を慌てて招聘(しょうへい)したわけではないと主張。「監督とチームの関係が、もはやうまくいっていなかった」と話し、「国外を含めた経験豊富な指揮官が必要だという結論に達した」と続けた。(c)AFP