【3月25日 AFP】サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2024)予選は24日、各地で行われ、グループBではフランスが4-0でオランダに完勝し、白星発進を切った。キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が2ゴール、1アシストの活躍で、新キャプテンとしての初陣を飾った。

 ホームのフランスは、エムバペのアシストから副キャプテンに就任したアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)のゴールで開始わずか2分で先制すると、8分にはグリーズマンのFKのこぼれ球をダヨ・ウパメカノ(Dayot Upamecano)が押し込み追加点を奪取。さらにスルーパスに抜け出したエムバペが3点目を入れ、前半だけで3-0とリードした。

 ウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)からキャプテンを引き継いだエムバペは、終盤に2点目を決め大勝を飾った。

 一方、主力選手数人を体調不良で欠いたオランダは、後半アディショナルタイムにPKのチャンスが訪れたが、メンフィス・デパイ(Memphis Depay)のキックはフランスの新守護神マイク・メニャン(Mike Maignan)に阻まれた。

 グループFでは、W杯カタール大会(2022 World Cup)でグループステージ敗退に終わったベルギーが3-0でスウェーデンを下し、ドメニコ・テデスコ(Domenico Tedesco)新監督の下での船出を切った。ロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)がハットトリックを達成した。

 ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)を擁するグループEのポーランドは1-3でチェコに敗れ、黒星発進となった。(c)AFP/Andy SCOTT