【3月24日 AFP】フィギュアスケート世界選手権(ISU World Figure Skating Championships 2023)は23日、さいたまスーパーアリーナ(Saitama Super Arena)で男子シングル・ショートプログラム(SP)が行われ、前回王者の宇野昌磨(Shoma Uno)が今季世界最高の104.63点で首位発進した。

 前日の公式練習で転倒して右足首を負傷していた宇野だったが、母国のファンの前で不安を一蹴する演技を披露。滑り終えると力強くガッツポーズをし、リンクを出る際にも笑顔を見せた。インタビューでは「出し切ったと言える演技だった」と満足感を口にした。

「4回転の神」を自称する18歳のイリア・マリニン(Ilia Malinin、米国)が100.38点で2位、車俊煥(Cha Jun-hwan、チャ・ジュンファン、韓国)が99.64点で3位に続いた。

 日本勢は友野一希(Kazuki Tomono)が92.68点で7位、山本草太(Sota Yamamoto)が75.48点で17位につけている。(c)AFP/Andrew MCKIRDY