【3月23日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は23日、ロシアが一部を占領する南部ヘルソン(Kherson)州を視察した。

 ゼレンスキー氏は「ヘルソン州を視察。ロシアの全面的な侵攻で家屋や民間インフラが被害を受けたポサドポクロフスケ(Posad Pokrovske)村。人々は戻りつつある。地元住民と懇談し、問題やニーズを聞いた」とソーシャルメディアに投稿した。

 ウクライナ軍は昨年11月、ロシア軍が戦術的に撤退したのを受けてヘルソン市を奪還。ただ、ロシアは依然としてヘルソン州の一部を掌握しており、ドニプロ(Dnipro)川の東岸に陣取り、ヘルソン市を頻繁に砲撃して市民に死傷者が出ている。

 同氏は別の投稿で、ロシア軍から奪還した地域について地元当局者と地雷除去や再建について話し合ったと明らかにした。(c)AFP