【3月23日 AFP】フィギュアスケート世界選手権(ISU World Figure Skating Championships 2023)は23日、さいたまスーパーアリーナ(Saitama Super Arena)でペア・フリースケーティング(FS)が行われ、 ショートプログラム(SP)首位の三浦璃来(Riku Miura)/木原龍一(Ryuichi Kihara)組が、合計222.16点で同種目で日本勢初の金メダルを獲得した。

 SPで自己ベストをマークした三浦/木原組は、FSでも全体的に安定した演技を披露。終盤のジャンプで三浦が転倒するミスがあり、緊張して点数を待つことになったが、優勝が確定すると涙を流して喜んだ。

 米国のアレクサ・クニエリム(Alexa Knierim)/ブランドン・フレイジャー(Brandon Frazier)組が合計217.48点で銀メダル、イタリアのサラ・コンティ(Sara Conti)/ニッコロ・マチー(Niccolo Macii)組が合計208.08点で銅メダルを手にした。

 三浦/木原組にとっては、昨年12月のグランプリ(GP)ファイナル、さらに2月の四大陸選手権(ISU Four Continents Figure Skating Championships 2023)に続くタイトル獲得となった。(c)AFP