マレー、ラドゥカヌがマイアミOP敗退 英国勢は厳しい一日に
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【3月23日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2023)は22日、男女シングルス1回戦が行われ、男子のアンディ・マレー(Andy Murray)と女子のエマ・ラドゥカヌ(Emma Raducanu)がそろって敗退し、英国勢にとっては厳しい一日となった。
2度の大会制覇を誇るマレーは、世界ランキング76位のドゥサン・ラヨビッチ(Dusan Lajovic、セルビア)に4-6、5-7で敗れ初戦敗退。今季はカタール・エクソンモービル・オープン(Qatar ExxonMobil Open 2023)で準優勝するなど期待の持てるスタートを切っているが、この日は本来の力を発揮できなかった。
試合後には「ベストのボールを打てない日もあるが、きょうは動きが良くなかった」と予想していなかった形での苦戦を振り返り、「このところは良い練習ができている。ただ、このコートは前週の(BNPパリバ・オープン<BNP Paribas Open 2023>)とは全く違って、非常に弾む上に球足も速い。それに少し苦しんだ」と語った。
一方、ラドゥカヌはビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)との元全米オープン(US Open Tennis Championships)女王対決に3-6、6-3、2-6で敗れた。
ともにカナダ・トロント近くの出身で、10代の時に全米オープンを制した共通点を持つ二人の対決は、2時間半に及ぶ熱戦の末、アンドレスクに軍配が上がった。アンドレスクは次戦、第7シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)と激突する。(c)AFP