【3月23日 AFP】フィギュアスケート世界選手権(ISU World Figure Skating Championships 2023)は22日、さいたまスーパーアリーナ(Saitama Super Arena)で女子シングル・ショートプログラム(SP)が行われ、連覇を狙う坂本花織(Kaori Sakamoto)が79.24点で首位に立った。

 坂本は「今季の中で一番いい演技ができた」と満足感を口にしつつ、前回さいたまスーパーアリーナで行われた2019年大会では5位に終わった中で今回は「リベンジ」の意識があったと明かし、4年間で成長した部分をフリースケーティング(FS)でも見せられるように頑張りたいと意気込みを語った。

 韓国の李海仁(Lee Hae-in、イ・ヘイン)が73.62点で2位、三原舞依(Mai Mihara)が73.46点で3位につけた。全米選手権(2023 U.S. Figure Skating Championships)覇者の16歳イザボー・レビト(Isabeau Levito、米国)は自己最高の73.03点を記録し、初めての世界選手権で4位発進。昨季準優勝のルナ・ヘンドリックス(Loena Hendrickx、ベルギー)は71.94点で5位だった。

 ウクライナ侵攻を受け、ロシア勢は今年も出場を禁止されている。女子フリースケーティング(FS)は24日に行われる。(c)AFP