【3月23日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)前米大統領がポルノ俳優に口止め料を支払ったとされる疑惑をめぐり、ニューヨーク州の大陪審は、22日に予定していたトランプ氏起訴の可否を判断する審理を延期した。複数の米メディアが捜査関係者の話として伝えた。

 トランプ氏が起訴されれば、大統領経験者では初となる。大陪審の審理は非公開だが、通常は月曜と水曜、木曜の午後に行われる。22日の審理延期の理由は不明だが、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は、予定の変更は珍しくないと伝えている。

 審理延期を最初に報じたニュースサイトのインサイダー(Insider)は関係筋の話として、今週は審理は行われない見通しだと報じており、判断は週明けにずれ込む可能性がある。(c)AFP