【3月22日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は22日、激戦が長期にわたって続いている東部バフムート(Bakhmut)近郊の軍の拠点を視察したと明らかにした。

 ゼレンスキー氏はソーシャルメディアに「ドネツク(Donetsk)州。バフムートにあるウクライナ軍の前線拠点。私はきょうこの地で、われらが英雄に勲章を授与し、握手を交わし、わが国の主権防衛への謝意を伝えられることを光栄に思う」と英語で投稿した。

 大統領府が公開した画像には、ゼレンスキー氏が兵士と面会し、叙勲する様子が捉えられている。

 ウクライナ側はバフムート防衛について、東部戦線全体でロシア軍の攻勢を阻止する上で鍵になるとみている。

 ロシアの民間軍事会社ワグネル(Wagner)の創設者エフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏は今週、同市の約70%をワグネル部隊が制圧したと主張した。(c)AFP