ポーランド首相、中ロの「枢軸は危険」
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【3月22日 AFP】ポーランドのマテウシュ・モラウィエツキ(Mateusz Morawiecki)首相は22日、中国とロシアの同盟関係は「危険」との見解を示した。岸田文雄首相との会談後の記者会見で語った。
3日間にわたる訪ロでウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と会談した習近平(Xi Jinping)国家主席は22日、帰途に就いた。
モラウィエツキ氏は「中国国家主席のモスクワ訪問はわれわれを不安にさせる。この中国・ロシアの枢軸は危険だ」と述べた上で、「われわれは中国に対し、ロシアの攻撃的な外交政策を支持しないよう働き掛けている」と強調した。
一方、岸田首相はポーランドからウクライナ入りし、首都キーウや市民が虐殺されたとされるブチャを訪問。その後、ポーランドを再訪した。
岸田首相は、ポーランドのウクライナ支援を称賛。負担が増えていることを挙げ、ポーランドに対する新たな支援を表明した。(c)AFP