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【03月22日 KOREA WAVE】韓国で1人世帯が増え、1人で食事をする「ホンバプ」の若者も増えている。そんな中、韓国食品コミュニケーションフォーラム(KOFRUM)は17日、ホンバプの機会が多い青少年は憂鬱感を経験する危険性が2倍以上高いという研究結果が出た。

今回の研究は、韓国教員大学家庭教育科のイ・ギョンウォン教授チームが2015~19年、国民健康栄養調査に参加した12~18歳の青少年2012人を対象に実施、分析した。

その結果、1日すべての食事を家族ら他の人と一緒に取った青少年は全体の約40%(876人)、1日3食のうち1食のホンバプの割合は46%、2食以上のホンバプは14%だった。1日3食のうち、すべてを他の人と一緒にする割合は中学生(47.6%)が高校生(31.8%)より高かった。

1日1食のホンバプをする青少年は対照群(すべての食事を他の人と一緒にする青少年)に比べてストレス認知率(普段ストレスをひどく受けているという割合)が約1.4倍高かった。また、1日2食以上一人でご飯を食べる青少年のストレス認知率・憂鬱感経験率・自殺思考率などは1日3食ともに食べる青少年のそれぞれ2.7倍、2.6倍、2.5倍だった。

朝食を誰かと一緒に食べる中学生に比べて、1人でご飯を食べる中学生の憂鬱感経験率は2.2倍高かった。1日すべての食事に同伴者がいる青少年に比べ、1日2食以上1人でご飯をする青少年は食事時間が短かった。また、週2回以上の外食、朝食欠食の可能性も大きかった。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News