【3月22日 AFP】サッカースウェーデン代表のベテランFWズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)が21日、41歳となる中で来年の欧州選手権(UEFA Euro 2024)に出場できればうれしいと話した。

 スウェーデン代表が24日にベルギーとの欧州選手権予選の初戦を迎える中、イブラヒモビッチは出場すれば、元イタリア代表GKディノ・ゾフ(Dino Zoff)が1983年につくった40歳90日での予選最年長出場の記録を塗り替える。

 記者団から、チームが予選を突破した場合、ドイツでの本大会に出場する意思はあるかと聞かれたイブラヒモビッチは、「そんなに先のことは考えられない。特に自分はしばらくけがをしていた。体の調子がよければ続けるつもりだ」とコメントした。

 前週末には、所属するイタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)で得点を決め、リーグ史上最年長スコアラーとなった。しかし記録達成を喜びながらも、イブラヒモビッチは年齢の割に見事だと言われるだけでなく、「誰とでも比べられる」状態でいたいと話した。

「チャリティーのためにここにいるわけではない。自分のプレーをし、パフォーマンスを通じて結果をもたらすためにいる。だから、できればそれを続けたい」

 代表が予選を突破してイブラヒモビッチが本大会に出場した場合、2016年大会でハンガリーのGKガボール・キラーイ(Gabor Kiraly)が40歳でつくった本戦の最年長出場記録も更新することになる。

 グループFのスウェーデンは24日にベルギー、27日にアゼルバイジャンと対戦し、エストニア、オーストリアを含めた5チームから上位2チームが本大会に出場する。(c)AFP