【3月20日 CGTN Japanese】中国南部、広東省(Guangdong)深セン市(Shenzhen)にある大亜湾原子力発電基地の嶺澳原子力発電所1号機は、今月16日までに6000日連続で安全運転されており、世界の同型機の連続安全運転日数の最高記録を更新しました。

 嶺澳原発1号機の安全・安定運転日数は9年連続で世界一を維持しています。今回樹立した安全・安定運転6000日という新記録は、現在ランキング2位のフランスの発電ユニットに60カ月の差をつけています。嶺澳原発の責任者によると、1号機は18年連続で非計画停止がありません。このことは、原発の管理水準を示す重要な指標であり、1号機でこの18年間に計画点検・修理を除き原子炉の活動停止を招くいかなる安全事件も発生していないことを意味しています。

 嶺澳原発がある大亜湾原子力発電基地は、1994年の商業運転開始以来、昨年末までに累計892.6テラワット時を送電し、広東・香港・マカオグレーターベイエリアに絶えずクリーン電力を提供しています。同規模の石炭火力発電所と比べて累計で約2億7000万トンの石炭消費(標準炭換算)を節約し、環境保護効果は約200万ヘクタールの植樹造林に相当します。(c)CGTN Japanese/AFPBB News