【3月20日 CGTN Japanese】フランスのパリに本部を置く著名な国際的世論調査会社イプソスがこのほど発表した幸福度指数に関する調査報告書によれば、中国における幸福度指数は91%で、調査対象の32カ国のトップでした。

 イプソスは昨年12月22日から今年1月6日にかけて、オンライン方式で32カ国の2万2508名の成人を対象に調査を実施しました。調査結果によれば、32カ国平均で4分の3近く(73%)の回答者が、自分は幸せと思っていることが分かりました。調査対象のすべての国の中で、幸福度指数が最も高かった国は91%に達した中国で、以下はサウジアラビア(86%)、オランダ(85%)、インド(84%)、ブラジル(83%)が続きました。米国は76%で第14位、日本は60%で第29位でした。

 調査報告書によれば、生活満足度は中南米で急上昇していますが、西側諸国の多くでは下がっています。世界銀行の定義に基づく中所得国での幸福度は平均して、高所得国の幸福度よりも顕著に上昇しています。イプソスが2011年にこの調査を開始して以来、今回の調査結果では中所得国の平均幸福水準が初めて高所得国を上回りました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News