【3月19日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2023)は18日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第5シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は7-5、7-6(7-4)で第14シードのフランシス・ティアフォー(Frances Tiafoe、米国)に勝利し、自身初の決勝に進出した。

 ABNアムロ・オープン(ABN AMRO Open 2023)、カタール・エクソンモービル・オープン(Qatar ExxonMobil Open 2023)、ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2023)で3大会連続優勝を飾っているメドベージェフは、ティアフォーの終盤の攻勢を抑え込んでマッチ19連勝。決勝ではヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)を下したカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)と対戦する。

 この大会ではこれまで4回戦が最高成績だったが、この日は1時間46分の試合のほとんどでしっかり主導権を握った。最後はマッチポイント8本を要したが、9本目のサービスエースを決めてティアフォーを振り切った。

 メドベージェフは「最後はクレイジーだった」と振り返り、「かなりの接戦だった。ゲームカウント6-5の40-0からジュースの接戦に持ち込まれたときは、『何てことだ、こんなにたくさんチャンスを逃すなんて。これは流れが悪いかもしれない』と思った」とコメントした。

「だからエースが決まったときにはホッとした」 (c)AFP